利尻島ペシ岬BC
部屋から見た早朝の風景です。
厚い雲がかかって利尻岳が全然見えません。
風は穏やかでしたので、身支度をして出発しました。
突き当たりの道路を右に曲がって港へ向かいます。
偶然ですが、夜に行くことになる居酒屋「魚勝」の前でした。
6時過ぎというのに、何台か車が通りましたが、冬でも島の朝は早いようです。
利尻富士温泉への道の交差点です。
こちらも朝早くから車が走っていました。
港への曲がり角から見たペシ岬です。
昨日と同じく堂々と佇んでいます。
鴛泊港の様子です。
空はどんより曇っていましたが、利尻水道を挟んで反対側の北海道側が見えるくらいに見通しが良かったです。
遊歩道の入口です。
階段を登って利尻在住の写真家、松井さんのフォトギャラリーの前を通ります。
除雪されているのはフォトギャラリーまでで、そこから先は雪の壁の上によじ登りました。
たっぷり積雪のある遊歩道です。
なんとも頼りない手すりの間の踏み跡を辿っていきます。
一応、この左側はまだ地面がありますし、やや急ですが雪が積もっていて、万が一の場合でも命に別状はないと思われます。
会津藩士の墓です。
下から見た時に柵で囲われていたのはここでした。
1807年、ロシアの侵攻に対抗する為に幕府が警備を命じ、1808年に会津藩が宗谷岬、礼文島、利尻島、樺太に藩士を派遣したそうですが、ここには船が難破したり、食料や衣類の欠乏と風土病にかかって亡くなられた藩士が眠っています。
こうしてお墓を綺麗に祀っているところに、利尻島の人達の真心を感じました。
墓付近からペシ岬山頂を見たところです。
このあたりはやや広い空間になっていて、雪が無い時は町と利尻岳を一望できるいい場所になってそうです。
先日Hさんが山スキーで登ってきたところです。
積雪量はちょうど手すりを越える程度でした。
中級レベルはこのあたりの斜度が良さそうです。
ペシ岬山頂へ行く際の難所の一つです。
ここを切り返しながら登るのですが、狭い尾根になっていて、左側は恐くて見れなかったです。
あとで地図を見ても崖記号でぞっとしました。
ドロップイン・ポイントから先を見たところです。
このまま遊歩道は山頂と灯台まで続いているようです。
灯台まで行く道は崖の上で命の危険がありそうでしたのでここでストップしました。
ドロップイン・ポイントから港方向を見たところです。
利尻岳山頂はまだ厚い雲に覆われていました。
港にはほとんど人影が見えません。
ドロップイン・ポイントから登ってきた方向を見たところです。
結構高いところまで来ました。
ドロップイン・ポイントから滑走する斜面を見たところです。
こうして見ると、滑る斜面じゃないですね。
下に見える暗い色の海に飛び込むような感じで滑り出しましたが、現実に左に行き過ぎればそうなりますので、かなり慎重に右寄りに滑り降りました。
思ったよりボードのブレーキが掛かってスピードが出ず、縦長の3ターンほどで下まで降りてしまいました。
滑り降りた斜面を下から見たところです。
向かって左寄りに滑り降りたんですが、シュプールがはっきりしませんね。
斜度的には割り引き無しに上級コースでした。
斜面の横の厳島神社です。
無事に降りられたことを感謝して拝んできました。
朝食の時間が近いので、急ぎ足でホテルに戻ります。
途中、昨日は気が付かなかった銀行がありました。
ホテルへ曲がる道の手前にレンタカー屋がありました。
ガソリンの値段が141円、やっぱり離島は高いですね。
トラックログをカシミール3Dで地形図にプロットしました。
このように遊歩道を使えば簡単にアプローチできますが、十分注意してください。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント