純白の利尻島山遊び体験モニターツアー ～ペシ岬見学編～

天候：曇
宿の部屋に着いて早々に靴を履き替えて板を持って、山スキー御一行と一緒に港のペシ岬へ向かいました。

ツボ足で登れるかと思って行きましたが、思ったより急斜面かつ積雪があり、早々と断念。
山スキー御一行が滑ってくるのを斜面の下で待つことにしました。
下から見上げてもなかなか急な斜面でしたが楽しそうに滑り降りてくる姿を見て、翌日のリベンジを誓うのでした。

山スキー御一行を追いかけてホテルの前の道を歩きました。
街中だというのに、ものすごい積雪量で新潟の山中と遜色ありません。
決定的な違いは、それがパウダースノーということです。

民家の前に昆布が干してありました。
超高級利尻昆布がこんなにたくさん。

道の脇から見えた夕焼け空と海と雪の山。
なんか見慣れない風景です。

街中にベスト電器がありました。
おそらく日本最北のベスト電器ですね。
ちょっと感動しました。

利尻富士温泉への交差点です。
道路は完璧な圧雪路で凍結していました。

よくある激安酒屋さんは鴛泊にもありました。
看板の「なんまら」にちょっと微笑んだりして。
八海山や久保田を見つけて、また感動しました。
越後の杜氏も利尻島で飲まれるとは思っても無かったことでしょう。

港への道の交差点から見たペシ岬です。
右側のなだらかな斜面と左側のストンと落ちた絶壁、そのまま火山の噴火口の形で迫力を感じます。

ペシ岬に行く途中にあった、ペシ岬の北側の絶壁への道です。
島の人に、ここが利尻島唯一のトンネルと聞きました。

利尻マリンホテルの裏手から登り始めました。
スキーでは何気なく立っていますが、ツボ足でくるぶしより深く潜る雪でした。

登り慣れたＫさんは山スキーでどんどん登って行ってしまわれました。
かなりの斜度なんですが。

同じくスキーのＨさんは斜めに遊歩道まで辿り着き、上を目指して移動中です。
枯れ草も気にならないようです。

ツボ足では限界を感じ、元の道に戻り始めました。
このあたりでも、うっかりすると滑落しかねない斜度でした。

その先の神社のあたりから見たポン山です。
利尻岳は厚い雲に覆われて見えません。

神社の前から岬の先端を見たところです。
小さく突端の灯台が見えます。
雪が付いていない荒々しい岩が露出しているところは下が海で、落ちたらタダでは済みません。

斜面の下にあった神社です。
航海の無事を見守る神社でしょうか、錨があります。
島の人に厳島神社と聞きました。

斜面の上を望遠で写しました。
右のＨさん、Ｋさんはペシ岬の頂上まで行ってきたそうで、準備万端です。
左のＳさんはツボ足で遊歩道をここまで登ってこられました、凄い体力です。
前に滑られた方のシュプールが斜面に残っていたので、これをトレースすれば海に落ちることはないですね。

Ｈさんの滑りです。
とても楽しそうに奇声を上げてますね。

Ｋさんの滑りです。
果敢な滑りは上手さを感じます。

無事滑走して来てご満悦のＫさん、Ｈさんです。
Ｓさんはまた遊歩道を歩いて下山されました。
この後、偶然出会った利尻マリンホテルの工藤さんに車で宿まで送っていただきました、ありがとうございました。