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2008/11/15

とぼね人工スキー場(廃)

20081115b.jpg
天候:曇
愛知県にあったとぼね人工スキー場です。
蒲郡の北方の遠望峰(とぼね)山の山頂、とぼねスカイランドにあり、人工降雪ではなくプラスノーなどを利用していたようです。

東海地方の里にあったこの人工スキー場は、高原にあるスキー場と異なり植生の回復が早く、当時を想像するのは難しい状況になってしまいました。

20081115b01.jpg道路脇にある山頂への登山道の入口です。
山頂へは道が舗装されていて歩くのは楽でした。

20081115b02.jpg登山道口すぐにあった記念碑です。
幸田町が当時開発に相当な力を入れていたのがわかります。

20081115b03.jpg登山道脇の斜面を見上げたところです。
植林された樹木以外にも植生豊かな斜面になってしまい、当時の面影はまるで見えません。

20081115b04.jpg登山道上部です。
登山道はこのあたりまでアスファルト舗装されていました。
林の脇が空き地になっていましたが、当時何か建物が建っていたのでしょうか。

20081115b05.jpg同じく登山道上部です。
この右手にリフト降り場と滑走場所があったはずですが、もはや跡形もありません。
この建造物は絵葉書に写っているものだと思います。

20081115b06.jpg遠望峰(とぼね)山山頂の立て札です。
地形図ではここより北の412mピークが遠望峰山と書かれていますが、こちらの方が443mで高いのでこちらが正しいのでしょう。
まわりは高い樹木に囲まれて、展望はイマイチです。

20081115b07.jpg山頂から少し戻った先ほどの建造物から南をみたところです。
当時はここに滑り出し部分とリフト降り場が見えていたはずですが、ご覧の通りです。
植林のための踏み跡はありましたが、当時の場所まで辿り着けませんでした。
ちゃんとした装備が必要です。

20081115b08.jpg山頂側から登山道沿いの谷を見たところです。
リフト線の跡も斜面のあとも無く、綺麗な里山風景になっていました。

20081115b09.jpgホテル天の丸の玄関前から見たところです。
この見ている方向、木々の切れ目にリフト線があったと思われます。
この高台の上の斜面を滑り降りてきて、ここからリフトに乗ったのでしょう。
見たところ、痕跡は枠だけの案内板だけしか残っていませんでした。

20081115b10.jpg絵葉書のとぼね人工スキー場の画像です。
絵葉書は蒲郡市博物館で売っているもののうちの1枚です。
山頂近くの建造物が中央に小さく写っています。
これを見るとコンクリートで固めた斜面があるようなので、あの草の中を調べれば昔の斜面は探せるのかもしれません。

20081115b11.jpgGoogle Mapの該当部分を切り出しました。
リフト跡と滑走コース跡が写っています。
山頂の右にあるのは三河スカイラインが有料だったときの遠望峰パーキングエリアで、現在は封鎖されています。
せっかくの展望台がもったいないと思いますが、管理する人がいないのでしょうか。

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コメント

今日ピラタスで「雪」の上で滑ってきたので、絵葉書の風景には大きな違和感を感じます(笑)
木は緑の葉なのにスキーウェアーを着てる・・・撮影した時期はいつ頃なのでしょうか?人工なのだからオールシーズン滑走可能だったのでは?と思ってしまいました。

投稿: 信州有賀峠 | 2008/11/29 20:31

> 信州有賀峠さん
いつもコメントありがとうございます(*^-^)
服装を見ると春先という感じでしょうか。

ご推察の通り、オールシーズン滑走可能だったんでしょう。
斜面はおそらくアストロスノーとかプラスノーのプラスチック素材だと思います。
六甲の人工スキー場や、夏の若杉高原大屋スキー場と同じノリです。
茨城県にも水戸のあたりにありますが、スキー王国長野では考えられないことでしょう(笑)

投稿: まてぃ | 2008/12/01 00:42

20年ほど前、このとぼね人工スキー場で滑ったことがあります。

滑走面は人工芝で、時折スプリンクラーで水をまいていたように記憶しています。

投稿: 元名古屋市民 | 2009/01/29 18:55

> 元名古屋市民さん
コメントありがとうございます(*^-^)
20年前というと、1990年前後ですね。
絵葉書の写真を見ると、緑の部分は普通の人工芝のようですが、白い部分はその上に何か敷いた感じなのでしょうか。
とすると、現在主流のプラスノーとは異なる方式だったのですね。
情報ありがとうございました。

投稿: まてぃ | 2009/01/30 00:18

とぼねスカイランドですか。写真を見て懐かしくなりました。私は18~15年ほど前に静岡県西部から3~4回行きました。
東名高速蒲郡インターから行くので年中営業(冬は知りませんが)していたと思います。
駐車場からスキー場まで歩く間に、ショボい子供の有料遊具があったりした施設です。
写真にある白い部分が滑りの良いプラスノーで、グリーンの部分は非常に滑りの悪い普通の?人工芝で、コース幅が狭いためにコースアウトして柵等に激突しないためスピードダウンさせるゾーンだったと思われます。
スタート地点で、長い皿状のくぼみの中に特殊なワックスが湿らせたフェルトのようなものがありその中にスキー板を履いたまま入ってグチュグチュと踏みつけ、それからスタートします。
コースが途中で山側にカーブし全容が見えない上、幅の狭さもあいまって結構斜度が急に感じられましたね。
 当時は2m近くあるまっすぐな板で滑るため、技術のなかった自分は小回りがキープできず度々グリーンのゾーンに入り込んでつんのめりそうになりました。
5~10分に1回何ヶ所かにあるスプリンクラーがコースへ水を撒く間は通常待つのですが、夏はTシャツ・Gパンのままわざと撒き始めるとスタートしシャワーを浴びつづけながら滑り、非常に快感だったと記憶しております。
当時スキーが上手くなりたくて、春はおんたけや志賀、初夏は千畳敷、夏~秋はとぼねや、千葉にあった「スキーイング・イン・津田沼」や「スキードーム・ザウス」とかにも2~3回行きましたが、すべて今はなく、寂しい限りですね。
なくなって寂しいといえば、富士山御殿場口の2合目から上にあった「御殿場スキー場」も惜しかったですね。「ふじてん」などとは全く違う景色で、2本のロープトゥと7~800mのシングルリフトを乗り継いだトップ付近(平坦な斜面の途中で終っているので更に板をかついで登ったりできます)は雪の間から黒くて硬い溶岩?が出ていたり森林限界かのような感じで木がほとんど生えておらず、横をみると遥か先にピッケルと大きなリュックで登山をしている人達が見えたりして、まさに富士山の斜面を感じるダダっ広い中で爽快に滑った記憶があります。
あまり降雪がない場所にもかかわらず自然雪頼みのためオープンしている日が少なく幻のスキー場と呼んでいましたが、ひとたび降るとハンパでなく周りに何もないため度々冬の嵐で大雪にリフトや休憩小屋が流されついに十何年か前に御殿場市が閉鎖してしまいました。

すべてを通じてはじめて投書というものをしましたが、こんなに長々となってしまいスミマセン。

投稿: ノリット | 2009/05/06 17:06

御殿場市営スキー場が2合目というのは間違いでした。新五合目の太郎坊でした。標高は二合目程度という記憶がありましたので。

投稿: ノリット | 2009/05/06 23:44

> ノリットさん
コメントありがとうございました(*^-^)

実際に滑られた方の貴重なお話、とても参考になりました、ありがとうございます(*^-^)
丸沼高原のサマーゲレンデはスプリンクラーで水を撒くだけですが、とぼねの場合はワックスを使っていたのはとても興味深いです。

御殿場市営スキー場の情報もありがとうございます。
太郎坊なら2合目であっていると思います。
5合目の高さだと宝永山あたりですから、気象条件が厳しそうです。
最近は冬の富士山はバックカントリーが人気ですね。

投稿: まてぃ | 2009/05/13 08:21

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