川場スキー場
天候:晴
群馬県の川場スキー場です。
都合により越後湯沢を出発して群馬のスキー場へ行くことになり、初めて川場スキー場に行くことになりました。
立体の駐車場を含めスキー場としての設備はお金をかけすぎているくらいに整っています。
その反面、お客さんが集中し、話には聞いていましたが、リフト券を買うのに30分かかりました。
上州武尊山のカルデラの稜線に繋がる尾根の間の谷間にリフトが展開されているので、比較的風に強いです。
コースは尾根に沿ったスカイラインコースと、谷間を滑るダウンヒルコース、他と統一されています。
桜川コースとクリスタルコースの下部を除けば、全体的にコースが中級~上級の斜度があるので、ある程度滑れる人向けのスキー場です。
なお、以下の説明で白鳥エクスプレス降り場から右に行ったスカイラインコースが現在の公式ホームページと異なっていますが、以前のコース説明の方がしっくりくるのでそちらにのっとっています。
川場スキー場の代名詞的な立体駐車場です。
谷川岳にも立体駐車場がありますが、天候に左右されない駐車場は便利です。
スキーセンター内です。
ここあたりから右奥を右に曲がったあたりまで、リフト券購入の列が並びました。
外に並ばないだけいいのかもしれませんが。
スキーセンター前のゲレンデです。
左端にちびっ子ゲレンデがあります。
無料で利用できますが、リフトはついていません。
休止中のシャミン・ペアリフトです。
スキーセンターの真ん前にあり、混雑時の穴場的なリフトでしたが、既にコース図からは削除されているので運行することはないと思われます。
スキーセンター前に2つ並んだ高速4人乗りリフトです。
右側が白鳥エクスプレスリフト、左側が桜川エクスプレスリフトです。
桜川エクスプレスリフトの方が降り場が低いので滑走は桜川コースになっていますが、上部リフト乗り場へは滑り込めます。
白鳥スカイラインコース・シャミンダウンヒルコースに行くには白鳥エクスプレスリフトに乗る必要があります。
閉鎖されているシャミンスカイラインコースの終点です。
メンテナンスされていないので雪解けが早いようです。
コースは面白そうです。
白鳥エクスプレスリフトの降り場です。
ちょっと錆びが出てくたびれた感じです。
搬器を外すための口が用意されています。
白鳥スカイラインコースの出だしです。
平らで広いのはいいんですが、ちょっと登り斜面のアイスバーンになっていたのは焦りました。
遠くに浅間山が綺麗に見えていました。
同じく白鳥スカイラインコースの上部です。
S字に曲がりながら尾根を下っていきます。
この頃は雪面が固く凍っていて大変でしたが、お昼近くなるとちょうどいい柔らかさになりました。
同じく白鳥スカイラインコースの真ん中あたりです。
ほぼ真っ直ぐに尾根を下る部分でスピードが出ます。
画面中央に、上部が閉鎖されている本来のシャミンダウンヒルコースとの合流点があります。
同じく白鳥スカイラインコースの終点です。
上部から来たシャミンダウンヒルコースと合流します。
閉鎖されているので圧雪はされていません。
合流したシャミンダウンヒルコースの上部で、本来のシャミンダウンヒルコースの中間部です。
画像中央で白鳥エクスプレスリフトと交差します。
ここの左は樹木が生えていない部分があり、リフト乗り場まで行けそうでしたが正式なコースではないようです。
同じく合流したシャミンダウンヒルコースの下部です。
コースはまずここで一度左に曲がります。
同じくシャミンダウンヒルコースの終点です。
このやや急な斜面を一気に降りて、下に見える桜川コースに合流します。
つまり、スピード注意ということです。
桜川コースの終点です。
正面の建物がスキーセンターです。
左側に白鳥エクスプレスリフト・桜川エクスプレスリフトの乗り場があります。
白鳥エクスプレスリフトの降り場の左側です。
正面に見える白鳥ダウンヒルコースへの連絡路になっています。
コース幅が広くて平らなのでスノーボードの装着に問題はありませんが、ちゃんと装着場として仕切った方がいいと思います。
白鳥ダウンヒルコースの後半です。
無名峰からの白鳥ダウンヒルコースと、白鳥エクスプレスリフトを降りた人たちが合流するので、けっこう混雑します。
また、斜度はそうでもないのですが、荒れ気味なので初級者には大変だったようです。
白鳥ダウンヒルコースの終点です。
正面の人ごみは、右側のクリスタルエクスプレスリフトの乗車待ちの列です。
同じく右側の無名峰トリプルリフトには乗車待ちはありません。
ここを真っ直ぐ突っ切れば桜川コースですが、リフト待ちの列がちょっと邪魔です。
更には左側にある桜川エクスプレスリフト降り場からの流れがあり、また、左側に見えるドーム型の屋根のレストハウスがあるので、ここは一番交通量が多い交差点です。
桜川コース上部です。
左端に「なんちゃってSnow Park」という簡単なクロスコースがありました。
ウェーブとバンクばかりなので、小さいお子さんが楽しむのにちょうどいい感じです。
同じく桜川コースの上部です。
右端になんちゃってSnow Parkの出口がありました。
向かって左側の谷にはスノーパークが設置されていました。
正面のリフトが掛かっている山は無名峰です。
同じく桜川コースの上部です。
左端にショートポールが設置されていましたが、スキースクール用かもしれません。
同じく桜川コースの上部です。
この赤いネットがかかる直前くらいが右下のスノーパークへ行く最後の連絡路がありました。
これ以降、標高差があるので入ることはできません。
逆にいえばネットの先は崖になっているということで、初級コースとしてはちょっと難度高いです。
同じく桜川コースの途中です。
このあたりでやや斜度を増して下っていきます。
コース全体としては、崖下の桜川に沿って左に左に巻いていく感じです。
同じく桜川コースの終点です。
左からスノーパークからの連絡路の出口が合流します。
桜川コース途中のレストラン「MAGIC VALLEY」です。
桜川コース上部の、スノーパークへの連絡路を下ったところにあります。
比較的穴場なところです。
レストラン「MAGIC VALLEY」の脇の連絡コースです。
スノーパークと桜川コースの中間の高さを滑っていきます。
コース幅は狭いですが、斜度は緩やかです。
同じく連絡コースの後半です。
この時点でも、崖下のスノーパークのコースとはこれくらいの標高差があり、ここから山を巻きながら合流する高さまで下ります。
同じく連絡コースの終点です。
ここでスノーパークからのコースと合流します。
スノーパークのアイテムはここまででした。
スノーパークからのコースの後半です。
コース幅が狭いのですが、基本的にスノーパークからのお客さんしか通らないので、右のネットの下の桜川に落ちることはないでしょう。
同じくスノーパークからのコースの後半です。
左には人工降雪のための設備がありました。
同じくスノーパークからのコースの終点です。
ここで左からくる桜川コースと合流しますが、リフトに乗るためにはコースを横断する必要があります。
桜川エクスプレスリフトから見た、スキー場下部のコースです。
正面に無名峰、下に桜川コースとスノーパークが見えます。
ここから見ると良くわかるのですが、良くも悪くもスノーパークは完全に隔離されています。
桜川エクスプレスリフトの降り場からの連絡路です。
平らなところがないので、スノーボードの上手い人は片足外したままクリスタルエクスプレスリフト乗り場まで滑ってました。
不慣れな人は、たったこれだけの距離で板を装着し、滑ってからまた板を外す時間ロスがあります。
板外して持って歩いた方が早いですね。
無名峰トリプルリフト乗り場です。
白鳥ダウンヒルコース以外はコブコブなので、モーグラー専用リフトと化していて、クリスタルエクスプレスリフトの混雑などどこ吹く風という感じで空いていました。
無名峰トリプルリフト乗り場にあった、とてもわかりやすいコース図です。
「おためし」は吹きました。
無名峰トリプルリフトから見た無名峰トライアルコースと無名峰ダウンヒルコースの上部です。
適度な斜度があって、中級以上のスキーヤー・スノーボーダーには面白い斜面でした。
無名峰ダウンヒルコースの上部です。
ここから無名峰トライアルコースとの分岐点(正面の樹木があるあたり)まで真っ直ぐに滑り降ります。
この景色は一見の価値がありますよ。
同じく無名峰ダウンヒルコースの途中です。
この地点で左に曲がりながら(画像の手前側に)急に下ります。
同じく無名峰ダウンヒルコースと白鳥ダウンヒルコースとの分岐点です。
ここを右に曲がって崖の上からコブ斜面を下るのが無名峰ダウンヒルコースの後半で、画像真っ直ぐ方向に行くと白鳥ダウンヒルコースです。
白鳥ダウンヒルコースの上部です。
向こう側の斜面は白鳥エクスプレスリフトの降り場から続くコースで、ここで合流します。
白鳥ダウンヒルコースはここで右に曲がります。
無名峰ダウンヒルコースの後半の出だしです。
手ごわいコブが続きますが、これで「おためし」なんですから恐いですね。
同じく無名峰ダウンヒルコースの終点です。
右からくる白鳥ダウンヒルコースと合流します。
このあたりになると、コブの数は増えますが高さは低くなっていました。
「おためし」の由縁でしょうか。
無名峰トライアルコースの上部です。
無名峰トリプルリフトの左側斜面で、あまり人が滑らないせいか、斜面が荒れていませんでした。
無名峰トライアルコースと無名峰ダウンヒルコースとの分岐点です。
無名峰ダウンヒルコースはここでほぼ直角に左に曲がるので、上部から勢い良くくると減速しきれなくて無名峰トライアルコースへ落ちることになるのでご注意を。
無名峰トライアルコースの後半です。
ほぼコース一杯までコブコブの急斜面です。
脇をモーグラーが華麗に滑り降りていきました。
同じく無名峰トライアルコースの途中にある、モーグルコースのスタート地点です。
ここから2ラインのモーグルコースが整備されていて、練習の人が代わる代わるスタートしていきました。
同じく無名峰トライアルコースの後半で、モーグルコースの第2エア付近です。
コース脇は比較的荒れていないのでゆっくり下ることができました。
同じく無名峰トライアルコースの終点です。
クリスタルエクスプレスリフトの下をくぐってクリスタルコースと合流します。
ちなみに、クリスタルコースを横断すればスノーパークへギリギリ入れるところですが、あまりニーズはないでしょうね。
クリスタルエクスプレスリフトです。
高速4人乗りにもかかわらず、どうしても乗車待ちが長くなるようです。
クリスタルエクスプレスリフトから見た剣ヶ峯山です。
とても登れるように見えませんでしたが、この山を登って稜線伝いに上州武尊山(沖武尊)山頂まで登頂するようです。
西峰ダウンヒルコースの滑り出しです。
本来のクリスタルコース入口が閉鎖されているので、クリスタルコースを滑る場合もクリスタルエクスプレスリフト降り場からここを通ります。
斜度は緩いのですが片流れでちょっと初級者には難しいかも。
同じくクリスタルコースの上部です。
分岐から折り返して山に向かい下っていきます。
前方に本来のクリスタルコースが見えます。
同じくクリスタルコースの途中です。
本来のクリスタルコースと合流した後は、沢に沿って緩やかに谷底を下っていきます。
コースの右端にウェーブが設置されていました。
同じくクリスタルコースの途中です。
右から西峰ダウンヒルコースや高手ダウンヒルコースと合流するあたりを過ぎると、尾根が迫って少しコース幅が狭くなります。
同じくクリスタルコースの途中です。
コース幅は狭いままですが、沢に沿って緩やかに下ります。
同じくクリスタルコースの終点です。
沢沿いに真っ直ぐ行くとスノーパークのあるコースです。
リフト乗り場に行くには左に行きます。
再び西峰ダウンヒルコースの滑り出し部分です。
リフトの山側はこんな感じでまばらな樹林帯になっていて、簡単なツリーランができそうでした。
実際に高手ペアリフト降り場へ稜線伝いに行くには登る必要があるようですが。
同じく西峰ダウンヒルコースの途中です。
クリスタルコースと分岐した後は、尾根上のやや細いコースを滑ります。
同じく西峰ダウンヒルコースの途中です。
反対側から来る高手ダウンヒルコースと合流します。
高手ダウンヒルコースです。
合流後のコース名はこれでいいと思うのですが。
細いコース幅で折り返していきます。
同じく高手ダウンヒルコースの途中です。
木々の間にやや広い滑走コースがある形です。
折り返していても飽きません。
同じく高手ダウンヒルコースの途中です。
斜度がちょっとありますし、コースの真ん中に木が立ってたりするので難易度はやや高めですが、初級者が下れないほどではありませんでした。
同じく高手ダウンヒルコースの途中です。
木々の間を何度も折り返して下っていきます。
同じく高手ダウンヒルコースの途中です。
一旦広々とした斜面に出ました。
木々の下には合流するクリスタルコースが見えてきました。
同じく高手ダウンヒルコースの途中です。
下に見えたクリスタルコースと並走する形で高度を下げていきます。
同じく高手ダウンヒルコースの途中です。
クリスタルコースと合流しますが、クリスタルコースの終点まであとわずかです。
西峰ダウンヒルコースのコブ斜面開始地点です。
コースから見ると、まるで崖で、コースなど無いように見えます。
同じく西峰ダウンヒルコースのコブ斜面です。
コースは真っ直ぐで、上部は急で段々と緩やかになるという、モーグルには理想的なコースです。
また、ほとんど人が通らないのもいいですね。
見てのとおり、1ラインだけ刻まれていました。
同じく西峰ダウンヒルコースの終点です。
高手ダウンヒルコースとは異なり、真横からクリスタルコースに合流します。
高手ペアリフトの乗り場です。
クリスタルエクスプレスリフトの途中のピークまでなのと、乗ると中級・上級コースしかないので空いていました。
同じく高手ペアリフトからリフト降り場方向です。
この武尊山から連なる尾根の一つのピークがリフト降り場です。
コースではありませんが、左端に尾根道が写っています。
同じく高手ペアリフトの降り場にある案内板です。
高手ダウンヒルコースは初級と書かれていますが、中級の斜面です。
積雪量は見ての通りたっぷりでした。
高手スカイラインの出だしです。
高くて見通しがいいのですが、この先が全然見えません。
さすが上級コースです。
同じく高手スカイラインの前半です。
スカイラインの名の通り、尾根の一番高いところを急斜面で下って行きます。
同じく高手スカイラインの前半です。
左に折れて、白鳥スカイラインと白鳥ダウンヒルコースが正面に見えます。
同じく高手スカイラインの中盤です。
高手ペアリフトと交差する直前、斜度がまた急になります。
同じく高手スカイラインの中盤です。
高手ペアリフトと交差する時左に曲がりながら急角度で下ります。
同じく高手スカイラインの終盤です。
コースの通行を制限してスキーの検定が行われていました。
この斜度での検定は大変だと思います。
同じく高手スカイラインの終盤を下から見たところです。
ここをレーサーが飛ばしてくると思うと、身震いします。
同じく高手スカイラインの終点です。
右端に高手ペアリフトの乗り場があります。
クリスタルエクスプレス方向に行くのはちょっと難しいです。
高手ペアリフト降り場から高手ダウンヒルコースの入口です。
正面に武尊山(沖武尊)が見えます。
同じく高手ダウンヒルコースです。
クリスタルエクスプレスリフト降り場からのコースと合流するまでは緩い連絡コースです。
同じく高手ダウンヒルコースです。
クリスタルエクスプレスリフトの下付近で合流します。
スノーパークの入口です。
間違えないようにネットが張ってありました。
スノーパークの上部です。
キッカーとログブリッジのツーウェイと、ヒップが設置してありました。
スノーパークの分岐点です。
左に行けば桜川コースへ戻ることができます。
スノーパークの上部と下部を繋ぐ部分です。
狭いせいか、アイテムの設置はありませんでした。
スノーパーク下部の出だしです。
下部は右側がキッカーやテーブルの連続、左側がウェーブになっていました。
同じくスノーパークの下部です。
アイテムを利用しない人のために滑るコースを確保しているのは良いことです。
同じくスノーパークの下部です。
割りと広いなだらかなコースです。
この先の右端に最後のアイテムのバンクがあります。
ベースのスキーセンター、カワバシティです。
上の入口は8Fのレストラン、下の入口は7Fのリフト発券所やファーストフードショップなどがあります。
8Fの入口で川場村名物の山賊焼きが調理販売されていました。
地元のハムとソーセージの詰め合わせですが、安くて、焼き立てでおいしくて、ボリューム満点です。
オフシーズンは麓の道の駅「田園プラザかわば」で食べることが出来ます。
8Fのレストラン入口前の広場です。
バブル期に建てられただけあって、どこかで見たようなデザインです。
神立?
8Fの広場にあるピザ屋です。
レストランの中が混んでいる時は外で食べれるので便利です。
おいしいピザなんですが、時間かかるのは仕方ないですね。
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コメント
立体駐車場、ホテルのようなセンターハウス、いかにもお金かけた!という感じですね。でも発券待ち30分もあれば十分な集客力で投下資本の回収は順調なのでしょうね。それでも廃索道があるといのは驚きです。
「無名峰」というネーミングもそそられますね。しかも空いていて不整地ということであれば滑って見たい度120%です(笑)
投稿: 信州有賀峠 | 2008/11/07 07:58
> 信州有賀峠さん
いつもコメントありがとうございます(*^-^)
お金かけすぎて、破綻してます(笑)
今は東急グループが運営しています、たしか。
廃索道というか、シャミンスカイラインはどうやら元々雪付きが悪いところだったらしく、開設時にも数日しか開けられなかったという噂があります。
コースに雪が無いのではリフト動かす意味ないですよね(^-^;
空いているコースは高手と無名峰、この2つは超オススメです。
無名峰の方はコブコブですから人選びますが(^-^;
投稿: まてぃ | 2008/11/07 08:36